牛骨鉛筆デッサン |
8月もお盆を過ぎました。まだまだ秋の声は遠いですね。
通信洋画新米教員の川村です。これから私もブログ参加させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
4年の卒業制作はようやく100号に入りました。
その紹介を前の山河先生のブログを拝見していて、
少し紹介するつもりでしたが、
まだまだ先もあることだし、
今日は1年と2年の授業の前期風景を
振り返りましょうか。このデッサンは6月に行われた。
洋画スクーリング最初の授業です。
牛骨はなかなかいいモチーフで、絵心を掻立てるといいますか、描き手のよいところが導かれる 優れものです。古野先生の講評会風景も面白くて、学生は自分の作品コメントと他の学生のコメントを同時に語る趣向になっていて、結局人の絵をどうみるかという客観性が自分の絵に返ってくることになるのですね。 古野先生のご指導も的確で、だから学生さんたちがぐいぐい伸びます。
こうしてこの授業から洋画は出発します。
さて、次の写真は2年生の静物油彩②の講評会風景です。
この授業も面白い!! 素晴らしく激しい色彩の大型モチーフ群像を前にして、学生達はひるむことなくコラージュやアクリル絵の具でエスキースをした後、その構図のまま油彩でタブローにはいります。
ここに大型モチーフ群像風景を紹介できないのは残念ですね。
それぞれ固有のモチーフの色彩はてんでばらばらなのです。
それを絵画としてどう成立させるかという、色とカタチの構成をここで一挙に勉強する
わけですから、本当は難しい課題です。しかし学生さんたちはまずコラージュで思い切りよく色彩と遊び、つまり紙を貼るという気兼ねなさと軽快さが大胆な制作に向かわせるのでしょう。 下の二段飾りの作品群は下が段ボール下地にコラージュ、上が油彩制作です。 今回はこれまで。私ブログは不慣れでして、パソコンが云う事きてくれません。ごめんなさい。 (洋画研究室 E.K.)