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2020年6月11日木曜日

洋画V-2b(人)授業を終えて

 完全遠隔授業というのは意外に疲れます。筆者も何度か授業を実施していますが、何故あんなに疲れるのでしょうか。一生懸命喋るからかもしれませんが、画面の前で少しづつ力を抜いて話しているのにどうしてだろうと思います。自分に喋っている声が、広がっていくことなく、パソコンにぶつかって直接帰ってくる、あの感じかもしれません。画面の向こう側で制作されている学生の皆さんはいかがでしょうか。
 
 それでも皆さんは力を振り絞って制作に励んでいらっしゃいます!


今回は、洋画 II-2「人」の授業をご紹介します。
「人」をいかに絵画にするか。「人」は大昔から絵にされてきました。今も「人」を題材にした絵は描かれていますし、おそらく今後もそれを見る人がいる限り描き継がれていく絵画史上最も大きなテーマ、永遠の対象かもしれません。

 ご担当いただきました一居先生のコメントも一緒にだき上がった作品を少しだけ鑑賞したいと思います。 
           
           この感じ、少しずつ慣れてきましたね。






「人」ZOOMスクーリング前半523日、24日 後半66日、7日を受講された皆さん、大変お疲れ様でした。
普段とは違い遠隔での操作をしながらのスクーリングで戸惑った方もおられたかと思いますが、皆さん事前にしっかりとZOOMアプリの操作を試しておられ、特に大きな問題もなくスムーズにスクーリング授業を行うことができました。私の方も、このような形でのスクーリングは初めての経験でしたので、伝わりにくい点など多々あったと思いますが、その点はお許し願えたらと思います。





さて、今回のスクーリングでは、「人」をモチーフとし、人の何をテーマにするのかを探り、そこで自分が見つけ出したテーマへの考えや思いをどのように視覚化していくのか。単に人物画という概念を取り外し、できるだけ身近な日常体験の中からそのテーマを見つけ出すことを目標に取り組んで頂きました。

エスキースから、












人、人、人、、、、


















全員が縦!


今回は、世界中がコロナウイルスという脅威と不安を感じる中、「人」をモチーフとして考えたとき、人というものを様々な角度から見つめ直し、より強い何かを発見できた気がします。当たり前のように過ごしてきた人の日常、生命、過去、現在、未来など、皆さんそれぞれ自分が置かれた確かな現実、今をしっかりと見つめ、今、探求すべき問題点を探り、取り組まれた事を強く感じました。また、これからの独自表現への大きな一歩となったのではないでしょうか。
今回受講された中には、もう既に卒業制作に入っている方もおられましたが、これからも自分のテーマとしっかりと向き合い、どう視覚化すればより一層鑑賞者に強く伝えることが出来るのか、単に説明するのではなく客観的に見てそれを感じさせる事を考えていって下さい。
成長させた皆さんの作品を目の前で拝見できることを楽しみにしています。

一居孝明