卒業制作(東京)が今年幕を開けました。
2018年度から卒業制作のA日程は本学で、B日程は東京外苑キャンパスで行われます。卒業制作1、今年度B日程は14名の学生が東京で受講し、まず10号キャンバスに自宅制作の立体作品を持参しました。興味あるモチーフを立体にする、これだけでも難解な課題かもしれませんがみなさん色々と工夫をされ、色々と不思議なものを作ってこられました。そこからの観察で絵画にするということで、そこからは純粋に観察描写することが新しい発見につながる課題です。1日目はそれぞれのモチーフをよく観察し、置き方や視点を変えながら絵をつくっていきます。
10号の制作はモチーフの面白いところを探り当てることや、構図を工夫することで絵画の造形性をあらためて認識する作業です。10号キャンバスはそんなに大きくない画面ですが単純にモチーフを入れるだけでなく、背景の色や重心のバランスを考えると意外と簡単ではなく、絵画の探求のしどころが色々と見えて来ます。
2日目は10号の制作の続きと、テキスト課題の50号自由制作エスキースを教員と相談しながら、50号に描くものを決定していきます。
50号のエスキースを点検した後、10号の油彩に戻り完成を目指します。
講評会。今回は学生さんに司会進行 !!
この後みんなで京都で行われている20周年展、引き継がれるものー中原史雄と絵画が語る20年ー、と京都のギャラリーヒルゲートで開催された、教員と卒業せらによる、20+、の作品紹介でめでたく終了。
若干事前課題の立体制作で戸惑われた方もおられましたが、卒業制作1B は3日間無事に実施されました。かなり個性が出て来ました卒業制作 1Bでした 。皆さん次は8月10 11 12日です。いよいよ100号のエスキース発表もあります。その前に6月21日(木)の50号学習相談日もあります。今回のスクーリングで出席を決めてらっしゃらなかった方、6月14日(木)までに申し込んでいただけましたらOKです。
ではまた、東京or京都でお目にかかれる日を楽しみに !!
Oでした。