冬の一日体験入学が行われました。
東京に引き続き、京都でも油彩体験の授業です。
天気は晴れ。
寒い一日でしたが、参加された皆さんはお元気そのもの。
その晴れやかな授業風景をお伝えします!
米国の画家R.ディーベンコーンに挑戦します。 |
こういったディーベンコーンの作品から、描きたい作品を1枚選択してキャンバスにトレースし、初めての油彩に挑戦します。
最初はレクチャーから。
見なれない画家の作品に皆さんとまどいながらも、制作の手順が分かると一斉に行動開始。油彩実習の2時間が始まります。
米国の画家R.ディーベンコーンは余り馴染みがない方も多かったのですが、抽象表現主義が盛んだった1940年代に活躍し、1950年の半ばにはフランスの画家マティスの影響を受け、一端具象画に戻ります。そして具象と抽象はざまのような作品から、1960年代には、アメリカ西海岸をイメージしたオーシャン・パークシリーズで新たな抽象画を創り、世界的な名声を博しました。
見なれない画家の作品に皆さんとまどいながらも、制作の手順が分かると一斉に行動開始。油彩実習の2時間が始まります。
教員3人が指導にあたります。
講評会の後は洋画コースの紹介です。
トレースして |
キャンバスに転写 |
使う絵具は3原色とホワイト。 |
デッサン室の石膏像が並んだ部屋で制作。 |
絵具の混色は皆さん十人十色。
集中!!! |
楽しい!! |
面白いね |
最後は箱にいれて油彩の完成です。
キャンバスは乾いていませんから箱に入れたまま床におろして上から眺めます。
グループごとに講評会です。
山河先生 |
富士先生 |
川村です。 |
34名の参加者の皆様お疲れさまでした。 皆さん初めての油彩画体験は如何でしたか? 楽しく描くのが大切と富士先生。 |
油絵の感触に驚かれた方も、余り神経質にならずにすむと楽しまれた方もたくさんおられました。
皆さんが描かれた初の油彩画はディーベンコーンという立派なお手本がありましたが、
今後はご自分の絵を描いていただくことになります。
学ぶ事は容易いことではありませんが、お一人お一人の表現がキャンバスという白い画面に現れるのは素晴らしいことです。
その勉強をぜひ洋画コースで一緒に致しましょう。お待ちしています。
お疲れさまでした。(K.)
次回の洋画コース入学説明会は
京都2月4日(日)ミニ講義「描かれた女性たち」と油彩体験 (相見先生・山河先生担当)
東京2月18日(日)ミニ講義「描かれた静物たち」と 油彩体験(川村担当) です。皆様ぜひお出かけください。