先日、
京都では3年次スクーリング「抽象」が行なわれました。
26名の受講生の皆さんが、初めての「抽象画」に奮闘されたようです!
この授業の前半では他の3年次科目と同様に、まず課題についての導入・レクチャーを行います。
取材やドローイング、ワークショップ、発表の時間を経て、後半の油彩制作の準備を行います。
前半の様子↓↓
前半で制作されたエスキース↓↓
ここからは後半の授業について、担当の門川昭子先生・一居孝明先生よりご報告です。
この課題は実制作と学習の両面から、抽象絵画の見方、考え方、画面における抽象性について学びます。
学習面では、「作家をとおして抽象を知る」と題して前半からの宿題としました。
制作1日目 前半のワークショップで行った、下地作りを基にしたキャンバスの
下塗り等、それぞれの目標に応じて準備された支持体に制作が始まりました。
描画材料は、油絵具、アクリル絵具 各人いろいろです。
制作2日目 一居先生が、担当に加わり制作が続きます.
一居先生からの、混色についての丁寧なアドバイスは分かりやすく、制作の手助け
になったことと思います。
3日目の午前中で制作を終了 午後から合評会を行いました。
それぞれの作品を前に、抽象への思いも披露され興味深い内容でした。他の人からの
意見も聞く事で、作品の見方が拡がったことと思います。
抽象への手がかりとして、おのおの達成感の違いはあったことと思われますが
今後の創作への新たな一歩になったのではと感じました。
受講された皆さん、お疲れ様でした!