担当の一居孝明先生からの授業風景の紹介です。
京都本学で、10月13日から10月15に開講予定でしたが、台風19号接近の為、13日が休講となり後半合せて3日間の開講となりました。受講者皆さんは少し不安に思われた方もおられたと思いますが、事前課題をよく理解し準備していただいていたので、タイトなタイムテーブルにもかかわらず皆さんにとって収穫の多いスクーリングとなったと思います。
前半1日目は本来ですと、事前課題発表から進めていくのですが、今回は事前課題をもとに先ずはエスキース制作です。
「人」をテーマに、人の形に注目した方、家族への愛情を一途に表現しようとされた方、人の本質的なところに注目した方、内面的なものを探ろうとされた方等、それぞれが独自の考え方で発想していました。
後半1日目と二日目は前半でのエスキースをもとに25号キャンバスでの制作です。
エスキース上で発見したパステルやアクリル絵の具の表情を油彩で生かせないだろうか、もっとエスキースより迫力が出ないだろうか、もっと綺麗な色が出ないだろうか、これで自分が目指そうとしているテーマが伝わるのだろうか等、それぞれが画面上で熱心に試行錯誤し取り組む姿勢に好感を持ちました。
後半2日目最後は、S日程の方も加わり23名での合評会です。
皆さん同じテーマからの出発でしたが、それぞれ独自の発想から生まれた画面からは、どこか生きいきとしたものが伝わってくる印象でした。
今回のスクーリングで得られたことを是非今後の制作へと繋げてください。こちらからも応援させていただきます。
本当にお疲れ様でした。
一居孝明