室津は港町。
関西の天気は雨になる、と天気予報が伝えてましたが、3日間共に天候には恵まれました。瀬戸内は温暖で雨が少ないと言われますが、大当たりでした。1日目はレクチャーで始まり、室津でのルール説明の後、ちょっとドキドキしながらそれぞれ自分の場所を探してデッサン開始。2〜3枚をとりあえずの目標に、室津観察。
初日は少し曇り気味でした。
室津は漁港としては大きくありません。しかし、参勤交代のや朝鮮通信使としての要所であり、大きな廻船問屋などもありました。歴史のある建物も残っています。
レクチャーでは近代以降の風景画の参考作品をあげながら、外で描くポイントの説明や目標の設定についてのお話をして、散りじりに場所を求めて行動開始。
1日目の総評、寸評。
お疲れ様でした。
ちょっと遠慮がちですね。
そして二日目はボールペン。
こんな感じで、昨日よりずいぶん大胆になりました。
2日目も寸評あり。そして懇親会。
みなさん2日目が終わって、懇親会は飲みたいもの食べたいものを各自が持ち寄りで、一品ずつ。気さくな茶話会の感じです。
懇親会では今回担当の奥田教員が、勝手にワークショップ!
疲れているのに、日焼けも気になるのに、ワークショップ????
画面左中央で T さんが黄色い画面を触ってらっしゃいます。
90分ほどでお開きでした。
さて最終日。
昨日の夜からの雨に少し道路は濡れていましたが、朝からどんどん晴れ上がって行きました。今日は水彩で書きますが時間が最も少ない1日。探す時間よりも描く時間が大切。9時過ぎにはほとんどの方が腰を落ち着けて、いざ制作。水彩は小学校以来とか、初めて透明水彩を買ったとか、デッサンとは別の緊張感が漂う中のラストスパート。
果たして最後の講評会が瞬く間に終わりました。
今年の「風景を創る」室津編は殆ど雨に会うことなく、心地よく終了しました。
賀茂神社という海岸とは違ったもう一つの主題が修復中で、それは残念でしたが、気温もちょうどよく過ごしやすく、毎日こんな風景画を描く時間のある生活をしたいと心の底から思いました。
また来年!
でも
年々歳々
人同じからず。
今度はまた大学のスクーリンでお目にかかりましょう。
お疲れが出ませんように!
(O)