明日は晴れて、沢山の入学生が本学にお越し下さいますように。
学年はじめでのせわしさでご連絡が遅れましたが、
大学院でご指導下さっている押江千依子先生が今大阪髙島屋でグループ展を開催されています。
美は言葉にできない事象を語り、
常 : 身近にある永遠の美を求め、
楽:苦難の先にある美を楽しみ、
浪:美の波に身をゆだねる・・・風詠:時代の風を読み、美を通して人生の詩情を詠むという、髙島屋美術部創設110周年記念の一貫として東西4店舗の美術画廊で開催されている
「風詠抄ー譚・常・楽・浪ー」展です。
言葉にすると難しく聞こえるかもしれませんが、東西の作家が上の言葉を手がかりに夫々の作品を深め追求された展覧会となっています。
大阪店は「浪(ROU)」をテーマにして現在開催中ですが,あと少し、4/10までです。
お近くの方ぜひおでかけください
大阪難波の髙島屋美術画廊で4月10日まで。 |
押江千依子先生の作品 |
「瑞々しい紫陽花が好きですが、水が抜けてしまって時間(とき)が止まっている、緩やかに時間が過ぎていく・・・そんな時間(とき)の流れを表現しました。」とは押江先生のお話。四角い箱のなかに季節はずれのドライフラワー化したあじさいがぎっしりつめこまれているようなイメージですね。そして中心部の奥から光が差し込んでいるような。
最近の押江先生の作品にこうしたモノクロームの色彩が見られます。
鮮やかな黄色や緑の色彩が鎮まり、淡いグレーのトーンが美しい諧調を見せています。
それだけにかえって匂うような色彩が感じられますね。
絵っていいですね。
私ももっともっと描きたい…です。
と皆さん思われませんか?
いよいよ4月。
明日は入学式。
意気揚々と胸をはり、本学の門を潜って絵画の扉を開きましょう。!!!(K)