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2015年12月16日水曜日

2015師走の彩りー「東京懇親会」「教員展覧会」報告


皆様お久しぶりです。
大学では一日体験入学やら入学説明会やら、勿論スクーリングやらで、
さすがに師走の慌ただしい毎日です。
この前の土曜日、12月12日は東京の外苑キャンパスで、2015東京懇親会が行われました。
尾池学長、副学長も出席され、学長のレクチャーや、和太鼓演奏など盛り沢山な半日でした。
下はその一コマ。


洋画参加者の顔が見えます。

尾池学長と一緒に。


井浦さん写真ありがとうございました!


左から斎藤さん、新井さん。
松井さん。

長谷川さん。井浦さん。また3月にね。



来年は京都で!



洋画では上の写真のように卒業生や現役生が15名来て下さいました。卒業生の皆様ありがとうございました。現役生の皆様、卒制並びに来年4年生を目指して頑張って下さい!

さて次は11月から12月現在まで開催された先生方の展覧会報告です。沢山の方がご覧になったのでは?と思いますが、関西が主な展覧会会場でしたので、ご覧になれなかった方はこのブログでお楽しみください。

まずは11月の由井武人先生の個展から。
京都のギャラリー恵風にて。



            
                  
        
 


この作品名は天川でしたっけ?
最初の作品もそうでしたが、2枚づつ反復していますね。
二枚は一見同じ構図に見えますが、微妙に異なった表情が現れています。画面から現れる絵のしぐさをじっと待つ、作者の息づかいが感じられるようですね。

次の会場は大阪南船場のギャラリーSIOで、富士篤実先生の個展です。
民家をギャラリーに改装されたユニークな会場です。



最後の晩餐のような構図ですね。テーブルには6人の人が座っていますから12使徒ではありませんが、この季節になると何だか聖者のイメージがします。淡い色調はどれも透明で、その薄い層が折り重なり不思議な空間を作っています。

さて続いて中原史雄先生の個展会場から。先生の個展は今週まで、京都ギャラリーなかむらで。



中原先生の決め色?は何といっても緑色!そして鮮やかな赤色ですね。
緑と赤は対立する色彩同士ですけど、今回はとても緩やかで静かな組み合わせです。
ドットが点在して、絵が震えているかのよう。



こちらは 20号のキャンバスを組み合わせて一枚に。田んぼみたいです。
皆さんお気づきと思いますが、独特の空間ですね。キャンバスは平滑でその二次元性をおおらかに謳われています。




 こちらはビビッド!

もう終了しましたが、下の作品は独立美術展に出品された森田康雄先生の作品。 
最初会場でどこにあるのか、わからなかったくらいです。
いつもの3分割異次元併置の構図から、すーっと白いシンプルな画面。単色で余白が美しく響きます。独立のどちらかというと重厚な作品群の中にあってスッキリと目立ちました。



そしてそして相見節子先生と山田修作氏ご夫妻の二人展です。
こちらは大阪みさき公園の近く?ギャラリー猫亀屋にて。
相見先生の作品、赤と緑が絡まっていますね。
この緑は明らかに中原「緑」と質が異なります。
色彩に性格はあると思いますが、物質として? いいえイメージとして?
抽象にも、その生まれた根拠はあるはず。今度聞いてみようっと。





さて2013年だったか。たしか相見、山田ご夫妻の二人展と同時期?に一居孝明、弘美ご夫妻の二人展が行われたのは?
一居先生ご夫妻の展覧会は京都のギャラリー東山で。今週末まで。


この一居先生の、黄金色に輝く画面のいずれにも小さな雀が一羽いるのです。お見逃しのない様に。
大きい絵にも小さい絵にも。
何かミスマッチ!? 可愛いい! 雀は僕、一居先生なのでしょうか?
ダイナミックと可憐さが同居して光っています。


こちらは奥様の弘美さんの作品です。
主題はタンポポ。様々な生態を丹念に。大胆に。そしてひそやかに描かれています。

一居家ではお祝い事がおありだったとか。ご夫婦がとてもいい感じでしたので、最後に記念撮影を。



おめでとうございます!! (K.)