引き続き本学学生、卒業生の展覧会のお知らせです。
最初の学生は通信大学院1年生の島村薫さんの個展から。
島村薫作品展「ココロノヒダ」
2015, 2/8~2/28 (休み月火)
神戸海外移住と文化の交流センター内CAP CA y3
もう4月からは院2年の島村さんですが、
この一年間、試行錯誤して描いた作品を発表しています。
「ココロノヒダ」と題された作品には、どのような想いが宿っているのでしょうか。
中央が島村さん。院の仲間たちと。 |
MADRAWINGというタイトルで左の作品が島村さんのもの。コラージュドローイング |
このセンター内にある「窓」を キーワードにした展示が、13人の作家たちによって行われています。
島村さんはこの四角の額縁を窓と見立て、「私と窓の間にある隔たり」が何かを探ります。
島村さんの絵画には(このコラージュドローイングもそうでしたが)、絵具の薄い層が
皮膜として、画面を消しているような、覆っているような…そんな表情が見られます。
描く事を一生懸命問いかけているようですね。
さて、このセンターはかつてブラジルからの移住者の一時受け入れの施設でもあり、個室が沢山あります。現在は海外を含め若いアーティストたちのアトリエとしてCAPというNPO団体が支援しているそうですが、このWINDOWS展で、本学学部院修了生に出会いました。
センター4階の廊下左側に各アトリエがオープンされています。 |
桜井類君。 |
窓からは神戸元町の夜景が広がり素晴らしい眺め。類君の絵も夜景同様色彩が鮮やかです。
もう一人出会ったのが浅野夕紀さん。
浅野さんの布に描かれたドローイング。古い肖像写真に着想を得て。 |
説明を追加 |
まるでモザイク画のような絵画です。布に板の断片でしょうか、その断片を天然の染料で染めているそうです。
柴山さんには会えなかったのですが、2月19日から28日まで神戸のトアロード画廊で個展が行われます。神戸はこのくらいにして、
さて本学卒業生の展覧会の紹介です。
まだ少し先ですが、2月24日から京都府立文化芸術会館1階、2階で卒業生のグループ展が始まります。
二世紀展
2015 2/24~3/1
京都府立文化芸術会館1階展示室
二世紀展は今回で9回目です。第二期生の有志による展覧会です。 |
2015, 2/24~3/1
京都府立文化芸術開館2階展示室
2008年度卒業の皆さんによる展覧会ですが、もう6回目を迎えました。 有志33人が出展しています。 |
さて次は個展のお知らせ。
廣瀬昌子自選展
2015,3/3~3/8
ギャラリーヤマシタ1号館1,2F
DMにも書かれていますが自選の作品60点が並びます。 個展開催は勇気もパワーも要りますが、頑張って下さい! |
さて本日の最後は、2011年度の卒業生有志30名による2011回の第1回展です。
2011会
2015, 3/10~15
池坊短期大学洗心館I階アートフォーラム
会期は3月10日から15日までですので、本学通信の卒業制作展と丁度重なっていますね。
こうして卒業してからも、みなさんの積極的な活躍が拝見できることは洋画コース教員にとっても嬉しく心温まります。
楽しみにしています。(K.)