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2015年1月12日月曜日

冬の一日体験入学/京都「鉛筆デッサン」の巻

 鉛筆デッサンに挑戦 

担当/川村悦子。由井武人/城野愛子




みなさんこんにちは。

今日は成人の日。おめでとう。

いや今日は一日体験入学の日でした。

小雪の散らつく京都北白川の本学でしたが、沢山の体験入学者が寒い中を授業に参加されました。

我が洋画コースでは鉛筆デッサンを行いました。


すごい地味…


でもとても大事。

上の鉛筆箱は本学学生のもの。
だいたい学生の頃ってこんな汚い(失礼!)のをもってるのが嬉しいのです。

いかに自分が日頃描いているかという、証明みたいなもの。

では教室風景を見てみましょう。




私いっぱいしゃべったかな?

でもひとつだけ。
見るということは見ようとしないと見えないことと同じ。
だから
洋画コースではまず観察すること。モチーフと向かい合い、そのモチーフにどのような特色があるか。
そのモチーフへの知識や記憶ではなく自分の肉眼で見、感じること。

目と手の連携。そのために描く位置など確認します。


ひとを描くと、こうして立体的にとらえる。
       

由井先生のお話。

デッサンを学ぶと 人間が描ける! 

まず身近なかたちから、そのもつヴォリューーム、大きさ、光、影を手がかりにして。

教室はカーテンが引かれ光の方向を一定にさせます。


       

城野先生のお話

画用紙にモチーフをどういれるか。構図のことモチーフと画用紙の余白の関係など。

プロポーションも大事だし、いろいろ伝えたい事があるのですが、まずゆったりと画面にあたりをつけましょう。鉛筆の腹をつかって。


緊張してます。最初は。

段々教室が熱気に包まれます。

机を使うとき、こんな風にカルトンを斜めに傾けてモチーフと画面の両方が見えるようにします。

鉛筆を何本か両手にもって。

指導するほうにも身が入ります。

ここはこれくらい調子を。





さて時間は2時間を経由して。成果を講評します。




自分のデッサンがどう見えるか。

2時間とはいえよく頑張っています。

モチーフは白い綿布で包まれたティッシュの箱です。

自分にとって白いというトーンも様々です。

全員ではありません。また重複してごめんなさい。

3時間はまたたくうちに過ぎましたが。なかなか一人では集中できるものではないのですね。
でも皆さん。この空気を忘れずに自宅でチャレンジしてください。


みなさんお疲れさまでした。ありがとう!

次回、東京冬の一日体験入学は1月17日(土)
         お昼から東京外苑キャンパスにて。
 洋画入学説明会は2月11日(水•祝日)京都造形芸術本学
         2月22日(日)東京外苑キャンパス
          3月8日(日) 京都造形芸術本学

が行われます。こちらは担当教員のミニレクチャーがありますので、お楽しみに。(K.)