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2020年11月2日月曜日

大学院も大詰め、第5回すクーリング。

 朝夕はストーブをつけています。雨など降れば昼間にもストーブが必要です。

毎年この頃はM2生にとっては最後の「もがき」。M1生は学外での発表。

 M2の「もがき」は自転車競技の最後のひと踏みの時に使われる言葉です。










ここまできたら制作も制作研究ノートも落とし所が見えてきます。しかし今から大直しなど出来ようはずもないと考える事もありません。 最後に作品のイメージが一気に見えてくる事もあります。一気呵成の仕事の潔さはうじうじした堆積よりずっと説得力がありますし、ここまで貯めた力が爆発する事もあります。ともあれ胸突き八丁です。後一踏ん張りの一押し。


2日目の緊張の中間発表も終え、全員ラストスパートです。







 M1の制作、50号④の講評会。















 M1は中間発表のサポートお疲れ様でした。外部での展覧会もお疲れ様でした。我々は絵を描くだけではないのです。発表が必要なのです。絵描きは皆さん自己プロデュースしていかないと誰も相手にしてくれません。個展も良し、グルプ展も良し、公募展もよし、コンクール展も良し。発信の方法はたくさんあります。ぼちぼち探していきましょう。

写真はM1六人展 at ギャラリー  a














森田康雄先生 展覧会講評



 制作することは最も重要かもしれませんが、発表する事も同様に大事です。描いている本人もよくわからないところがあるのが制作ですが、発表しながら互いに絵の話をして、考え方や制作方法を理解し合う事、絵の見方を学習する事も良い経験になります。一つのグループ展を作ることの手順や、人と一緒に並べることの意味や意義を同時に学びます。展覧会を組み立てる時に必要な作品制作だけでない裏方の仕事を共同作業として役割分担し準備することは、日頃見ている展覧会の裏側を知ることでもあります。発表することの楽しさと難しさをそれぞれ理解し、今後の制作発表へつなげていただきたいと思います。




 次の12月は大学院の今年度最後のスクーリングです。

 M1は今年度描いた作品、50枚のハガキドローイング、50号など自主制作の作品5点以上、その他エスキースやスケッチなどをまとめたポートフォリオを持ってきてください。そして最後の作品、⑤の完成作品と⑥のエスキースや制作途中のものも持ってきてください。

 M2は11月24〜27日の間に草稿③の提出と、いよいよフィニッシュ(一歩手前かな?)の修了作品を持ってきてください

ではまた12月に!(O)