対面で行う場合は3蜜を避ける取り組みをするために、大教室で少人数で行うことやマスク、フェースシールド、アルコール消毒など色々と約束があります。入校の際も全員の体温測定や署名などがあります。しかし、新型コロナウイルスの罹患者は増加傾向にあり、授業自体も学生の健康への配慮から、遠隔に戻るかもしれないと不安に思っています。
実際4月5月6月7月はこんな感じで、
授業が行われました。
大学院生M1は京都芸術大学の卒業生が多く、夏のイベントなどが中止になる中、卒業制作展まで中止となるなど、また卒業式も動画配信になるなど不運が重なっています。それでも今回の大学院スクーリングで実際に顔がをみることができ、皆さんがお元気で自宅での制作も頑張られ、どんどん進められていらっしゃることに大変頼もしく感じました。
2日間の前日には対面の面談も行いました。参加されたのは少人数でしたが、これからの学習の進め方に積極的で洋画の制作だけでなく理論系の学習にも強い関心を持たれ、大学院でのそれぞれの学習に進展と、そこからの展開にはこれからの制作にも強く影響すると思われました。それでは1日目から振り返ります。
M1
50号(あるいはそれ以上の作品)2展とハガキドローイン技50枚の講評から。
Oさん
Sさん
Kさん
やっと実物を色々と拝見できました。
今回の制作は50号3点目のエスキースから実制作への展開になります。
2日目はスクーリング第4回目にある外部での展覧会準備に入りました。
展覧会を作る、つまり発信研究になります。
創作者として絵を描くことは最も重要ですが、同時に発信することも同様に重要です。
今年度は京都市内のギャラリーを借りて、6人のグループ展を行います。
発表をするのには何が必要か。さて議論しながら全員で展覧会を作りましょう。
2日目午後からは、森田康雄先生の講評をそれぞれのブースでいただきました。
2日間は流石に慌てます。
無事に終了しましたが、やり残したことは山積み。
帰ってまず、それぞれ今日の続きをやりましょう!
M2生の1日目
いよいよ修了制作。zoom授業でも口を酸っぱくして「サイズはどう、エスキースはどう」と散々に話をしていました。大きい作品を意欲的に取り組む方、取材したものをどのように展開していくのか改めて思い悩む方、その悩みを描きながら忘れようとする方、人それぞれではありますが、やることはいっぱいある。時を惜しんで制作や、作品に対しての意見交換。
Yさん
Kさん
Aさん
Nさん
Kさん
Oさん
Sさん
1日目から皆さんぐんぐん飛ばして2日目は久しぶりのスクーリングに少々疲れ気味でしたが、zoomで特別講義をしていただきました森田康雄先生の個別講評を行いました。
片付けや掃除がないのでタップリ描ける自宅制作がいいようにもお思いますが、やはり制作というものは一人で行うのは本当に難しい。大学という場所を使うのは、絵を描くだけではない、人とのコミュニケーションがとれる、絵について語り合える仲間がいることが、自分の絵を育てる時にいかに大事であるかが、よく分かる今回のスクーリングでした。
雲行きがあやしい世間ですが、M1M2の皆様どうか気をつけて、9月のスクーリングでお目にかかれますよう、くれぐれもご自愛ください。