前回の展覧会案内でもあるように、暑い中みなさん本当によく頑張っておられます。
通信の皆さんのバイタリティにはいつも驚かされるばかりです。
でもこの暑さは被災地の方ばかりでなく、とても危険な状態ですので皆さんも十分お気を付け下さい。
さて、本日は先月の豪雨被害の最中にあたってしまった抽象の報告が門川先生から入っています。前半、京都も避難指示が出るなど前代未聞の状況で、自然災害とはいえ時間が不足し心配しましたが、代替課題や補習などで補い20日からの後半ではみなさんとても充実した制作をされた様子です。担当の門川先生も対応大変だったようですが、おかげで中身のある作品がたくさんでき、より濃い後半になったようですね。
《洋画Ⅴ-9「抽象」》
期間:前半7月6日(金)~8日(日)
後半7月20日(金)~22日(日)
担当:門川昭子先生
前半:報告や写真を撮る状態ではなく、いきなり避難指示が出てみなさんバタバタでしたね。それでも開講した日と、補講日、代替課題で的確に指示が出たようで、意図が伝わり後半に入れたようです。
抽象の後半の授業です
今回の前半の授業は、豪雨のため休講になり、変則的な進め方になりました。
そんなこともあり、後半初日、学生さんが全員そろって出席されていることに
正直、安堵しました。普通に授業が出来ることに感謝です。
まず最初に課題として出されていた,エスキースの完成。
を基にしての【プレゼンテーション】を行い、各自が制作予定を具体的に発表。
その後、制作に入りました。
使う素材は、各自の制作に合わせてそれぞれ決定し、キャンバスに下塗りや下処理をしてきた人もあり、各々、後半の授業への意気込みが感じられました。
2日目 制作の続きを、1講時目から4講時目までおこないました。
5講時目は、作品を並べて全員で寸評会を行いました。
各自の現在の状況、問題点、明日最終日への方針等、考える時間を持ちました。
3日目 最終日、1講時目から3講時目まで制作
その後、合評会を行いました。
この授業は、各自が興味を持って取材してきた、実在のモチーフを基にした抽象作品の制作です。取材からの、展開、発展を通じて各自の絵画への興味方向性を探ってもらいたいと思います。
合評会では、他の人の意見も聞き各自の作品を振り返る機会を持ちました。
(報告:門川先生)
緊急時であるからこそ、皆さん絵を描くことが、「貴重で豊かな時間であること」をより実感されたのかもしれません。門川先生、受講生の皆さん本当にご苦労さまでした。(Y)